前回の続き。

誰がガチで「実質的経営者」だったか。それは[H]と[R]であると前回語ったのだが、今回、[R]の散財ぶりを紹介しながら21億円とされる資金の行方の一部を紹介する。

また、[R]は自分の趣味的ビジネスで芸能会社を設立し、詐欺みたいなゴロつきの連中と芸能事務所ごっこをしていた。その「ごっこ」のために約2年の期間で使われた金額は、日本のサラリーマンが生涯得る金額の3倍は下らないであろう。たくさんの人間がその愚かな行為を止めたのだが、[R]は資金が尽きるまでそれをやめなかった。この馬鹿げた事業のために散財してしまい、決済代行本体のスタッフに給与が遅配する事態となり、沈没してしまった。

何が悲劇かっていうと、僕がその代表取締役となってしまった事である。ここは人が良すぎるとポジティブに言ってくれる人もいるが、その者たちの心の声が聞こえていた。

「そんなインチキ会社の代表になるなんて、お前はバカだ。」

本当にその通りで、今は、その法人達の債務が酷く、釈放された今もその整理に追われている。この芸能事務所クズレ法人は二社あり、数億円の赤字があり、そして数千万円の債務がある。これらの代表を務め僕が得た報酬は一円もない。ただ、めんどくさくて苦労しただけである。

もう一つ悲劇を紹介させて欲しい。それは、そのクソ芸能事務所に所属していたK-POPアーティスト達が人生を狂わされていたという事である。訳のわからないオーディションをし、若いアーティストの卵を青田刈りして、まともに育てることもせず安い月給で雇い続け、経営破綻の後にそのまま放り出したことだ。

とにかく資金力だけは豊富だったので金に物を言わせた剛腕経営をやっていたのだが、たくさんの若者の人生まで狂わせてしまったと思う。ちなみに、僕は一切の責任を感じておらず、そもそも運営に一切関わっていない。なんなら[R]を止めに入っていた。

二言目にはEXILEとか抜かすチンピラプロデューサーにそそのかされ続け、かなり多額に資金が湯水のように使われ、そして一部は持ち逃げされてしまったと思われる。

僕は人生で、これほど馬鹿げた出来事に遭った事はないし、今後一生、そんなことは起こり得ないと思う。日本人感覚からして、海外には規格外のバカがいるものだなぁとつくづく思うのである。

掲題の内容に戻るとして、その21億円とされる資金のかなりのウェイトを占める金額をこのビジネスにビジネスに遣ってしまった事により、[H]はカンカンに怒ってしまい、取引が停止になった。[R]は宵越しの金を持たないタイプの人間で、残金など一切無かった。あれほど、将来収益に手を出してはいけないと忠告したのに・・・。あれがなければ僕も数億円はあったかなぁ 笑。その資金があれば、このように恨み節として文章に認めることもなかっただろう。

図々しいと思われるかもしれないが、僕はこのSumoPayの一番の被害者だと思っている。